日抱御魂鎮
(ひだきのみたましずめ)
日抱御魂鎮(ひだきのみたましずめ)は誰がいつ始めたのだろう
『日抱御魂鎮』は、誰がいつから始めたのだろうか?と興味が湧きます。
「飛騨の口碑」では、いつから始まったのかわからぬ程の大昔からとあります。
その部分を抜粋してみました。
『遠い遠い大昔、我々の先祖は、淡山(あわやま=乗鞍岳)を拝んだ。
そして、いつから始まったかわからぬ程の大昔から、時には淡山の丹生池(にゅうのいけ)を囲み、また住んでいる近くに先祖の亡骸(なきがら)を埋めて、その傍に池を造り、皆で池を囲んで、池に太陽の光、月の光を浮かべてその光をジィーと見つめながら心から感謝して先祖を拝み、心を鎮めた。
その行事が朝夕なされ、日抱御魂鎮(ひだきのみたましずめ)といい、それが日抱(ひだき)、日抱(ひだ)とよばれさかんに行われたのじゃ。
飛騨を出て行った人々は、自分の故郷を、日抱(ひだき)をするところ、日抱(ひだ)といい後にひだ(飛騨)という地名になったのじゃ。
日抱御魂鎮は飛騨のあちこちで行われた。
大昔から長い長い間、最もさかんに行われたのが今の丹生川村で今ではその地が神社になり日抱宮(ひだきのみや)が19社残っているようじゃが、30以上はあったはずじゃ。
岐阜県大野郡丹生川村があり日抱宮白井神社が現在でもある。
この飛騨の地では大昔このかた、日抱御魂鎮がさかんに行われたのじゃ。
わしが5才か6才の頃、父親に連れられて山の奥へ行き、大人達が池を囲んでジィーと静かに座っていた事を覚えておるが、それ以来、途絶えてしまったなぁ・・・・・・。』
(原著者=山本健造/編集者=山本貴美子「日本のルーツ飛騨」福来出版より)
病気を治す『日抱御魂鎮』
日抱御魂鎮は、ただ心を鎮める神事として行っていたわけではないようです。
深い深い『日抱御魂鎮』の境地に入ると、過去も未来も透視ができたり災難から逃れたり病気を治すことができたりと言う神通力が使えたと伝わっています。
「飛騨の口碑」から病気を治したと言う部分を抜粋いたします。
『白髪翁は上西藤朝仙人と私(山本健造)を前において静かに語り続けるのでした。
「大昔、わしらの先祖の住んだ頃は、今のように薬もなく、医学もなく、親が病み、子が病んだ時は、そこを一心不乱に『治れ 治れ ! 治れ 治れ !』となでて治したんじゃ。
爺様、婆様の病治れと真剣に念じて、家族みんなで一心に念じて撫でると治っていったんじゃあ!
一心不乱に念じていると心がぼーっとしてきて、時にはぼーっと光り輝くお日様のような光るものが見えてきたり、時にはお月様のようなものが見えたりして、そういう光が現れてくると不思議によく治ったんじゃ。
念ずる時、現れてきた光は毎日出てみえるお日様のようであり、お月様のように光り輝くのだ。
外には太陽とお月様があり、心の中にも太陽と月と星がある。
心の中に光り輝くありがたい、ありがたい命に一心不乱にお願いすると、病が治るだけでなくいろいろの不思議と思われることが現れてくることが分かっていた。
過ぎ去ったことが見えてきたり、これから近く起こることも見えてきたり、土の中に穴を掘って寝ている時でも、光り輝くものを見るように修行した者は、大蛇や獣が襲って来る前にそこを逃れることができた。
こうして我々の先祖は生き延びてきたんじゃ。
そういう心の中の光り輝く命を磨くために、近くの者がみな集まり、時々太陽の光や月の光を水面に浮かべて、それをじーっと見ることにより素晴らしい境地に入る修行をした。
これは誰が始めたということもなく、自然に我らの先祖はずうっとやってきたことである。
(山本健造著『明らかにされた神武以前』福来出版 P93~P94引用)
誘発セミナーの体験が家族の病を癒す
六次元会では、日抱御魂鎮(ひだきのみたましずめ)を現代版にした「精神統一」を指導しています。
誰にでもできます(数十分間、心を鎮める)
大勢の病や悪癖を癒してきた山本健造博士が行っていた精神統一です。
『生命エネルギー誘発セミナー』で指導を受けた方が、急な子供の発熱や腹痛の時、思い出し一心不乱に念じたら「ほんとうに良くなった」と信じられない体験が出来たと報告されています。
是非、「日抱御魂鎮」を体験してください。
知らず知らずの内に、災難から逃れたり、急な不調を克服したり、私にもこんな力があるんだと気付きます。
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