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大神通力者の大淡上方様(おおあわのうわかたさま)

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大神通力者 初代大淡上方様

飛騨は涼しくて、食べる物が豊富にあり、人々は大自然や先祖に感謝をして、日抱御魂鎮(ひだきのみたましずめ)をして、平和で幸せな生活が長い長い長い間続いたのです。


今から約2500年前のころ、大淡上方様(おおあわのうわかたさま)と申しあげる、賢くて、とてつもなく神通力を持
った御方が旗鉾(はたほこ)の奥の方に出られました。

 

大淡上方様は深く深く日抱御魂鎮をして、「先祖代々このかた、皆、平和で幸せで仲良く暮してきたが、これから将来海から上がって来た人達が暴れたり、喧嘩したりする事が起きてくるだろう。今まではただ仲良くしてきただけで良かったがこれからは団結して固まってゆかねば幸せを守ることはできない」と考えました。

 

そして、それまでは、どこが本家か分家かということなくただ仲良くして来たのですが、本家と分家という仕組みを作られて、分家の者は本家を敬い立ててゆき、本家は分家を可愛がってゆくという組織だった国づくりを始められたのです。

 

皆の人達によく話し、また皆の人達は優れて立派な徳の高い大淡上方様の事なら何でも素直に聞いたのです。
大淡上方様には3人の息子がありました。

長男に山麓住(やまのふもとずみ)と苗字を与えて飛騨の要所である今の久々野町に住まわせて、怪しい者が飛騨川を伝って飛騨へ入って来ないかどうか見張らせられたのです。

 

昔は今のように道路がありませんから、川づたいに通るのが迷わない最良の道だったのです。
そして次男には山下住(やまのしたずみ)と苗字を与えて富山方面から飛騨、丹生川へ入る要所の今の国府町荒城に住まわせられました。

そして末子の直系命(まっすぐのみこと)を後継者にされたのです。

原著書=山本健造/編集者=山本貴美子『日本のルーツ飛騨』福来出版から引用

日抱御魂鎮(ひだきのみたましずめ)が祖国を守った

山本健造に「飛騨の口碑」を託された白髪老翁の言葉を抜粋

 

太陽の光を水に浮かべて、それを抱くような気持ちでじーっと暫く眺め、それから目を閉じて心のどん底の光り輝く命を拝み、一切の災難を逃れて幸せを求めて生きてきた。

 

我々人間はただ外の物を求めるだけでなく、心の中、体の中、内なるものを求め、求めて生きることが大事であると、私(白髪老翁)は父親からよく言って聞かされたんじゃ。
この御魂鎮め(みたましずめ)を行うことを日抱(ひだき)をするといってのう、日抱の御魂鎮めを毎日毎日していると、遠い未来が目を閉じていても目の当りに見えてくるんじゃ。

 

私らの先祖が、こんな山奥にいても、外国の人が日本に上陸して攻めて来る時期も場所も見透して、その対策を考えたんじゃ。
この御魂鎮めの深い時に見えてきたり、なんとなく感じてくるからできたことなんじゃ。

 

飛騨の山奥から九州へ集団で民族移動したのも、外国人が九州や出雲へ来て遠からず日本を占領する危険が迫っていることを感知したので使者を出して確かめて、伊勢の鈴鹿の猿田彦命と相談の上でやったことなんじゃ。
九州の方が心配がなくなったので日本の中央の大和へ戻ったんじゃ。

先祖達が日本の将来を見て、九州へ一時集団で移動したり、神功皇后様の時にも朝鮮人が九州に来て、熊襲を助けて日本の占領を企てている時に、御魂鎮め中の皇后に『海に出て髪を洗い青空を仰いで髪が中央から真っ二つに割れたら、朝鮮に行け』と指示されたのも魂と魂の感応だなあ !

 

あの時、朝鮮に行って抑えなかったら、日本は属国になっていたに違いないんだ。
日本の一番危ない時だったんじゃ !

 

飛騨の先祖が、神功皇后に指示して決断させられたので、日本は救われたんじゃ !
飛騨の先祖様の『日抱の御魂鎮め』のおかげで、日本は救われたんじゃのお!云々。

(山本健造著『明らかにされた神武以前』福来出版 抜粋P93~P96)

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「何とかもっと立派な社にしてもらいたい」山本健造

現在の天孫宮

天孫宮の神々はかつて飛騨から天孫降臨で降りて行かれて、日本の国をひとつにまとめるためにお骨折りくださった方々で建国の神々です。

伊勢神宮の天照大神様は初代大淡上方様から35代目の上方様で、御名はヒルメムチ命様です。


山本健造は平成12年『二千年の悲劇』から社をつくってお祀りすると言い続けて、死(平成19年8月)の2年前の平成17年に何とか天孫宮を弟子達の協力で創り、かろうじて大淡上方様他古代の神々を合祀させてもらいました。

 

そして山本健造は山本貴美子に、

「建国の功労者の天孫の神々を現在の天孫宮、このような粗末な宮では申し訳がないので、何とかもっと立派な社にしてもらいたい」

 

「日本の国体の基を創られた大淡上方様、代々の上方様、大八島総祖神の神々の社を丹生川の乗鞍の見えるところに建ててもらいたい、そして伊勢へお参りをしたら飛騨へ、となるように」

 

建国の功労者や日本民族の先祖方をお祀りすることは道徳であるから頼むと、言い残したのです。

 

なにとぞお力添えいただきたく、伏してお願い申しあげます。

 

ホームページの「病気・悩みを家族で癒そう」で紹介しましたアポーツ現象などの心霊現象は天孫宮や研究所を守ってくださっている偉大な神通力者が背景で応援してくださるから起きているのです。

とにかく天孫宮にお祀りさせていただいている大勢の神々は偉大な神通力者なのです。

御祭神(霊魂不滅の神々)

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